吉田村プロジェクト

その土地らしさを
自分たちの手で創り上げる


クライアントについて

吉田村はかつて栃木県下野市吉田地区に位置していた村で、田園風景が広がる静かな土地です。古くから農耕が盛んな地域で、以前は銀行や役場などの中枢機関の役割を担っていた農協を中心に多くの地域住民で賑わっていました。
しかし、時代が進むにつれて吉田村も少子高齢化の影響や都心部への人口流出によって活気が衰えていました。そんな中、吉田村の魅力を将来にも繋いでいきたいと集まった若者で立ち上げたのが「吉田村プロジェクト」です。


吉田村プロジェクト

吉田村プロジェクトとは、吉田村で育った人や村に愛着のある人が中心となって行っている、旧吉田村農協の大谷石蔵倉庫を中心に賑わいを取り戻すこと目標としたプロジェクトのこと。ただ観光として人を集めるのではなく、ここに集まった人がみなフラットな関係で、田舎暮らしや地域住民との交流を楽しめる場の創造を目的としています。
成り立ちは伊澤いちご園の伊澤敦彦さんが2011年、道の駅しもつけ内にジェラテリアをオープンし、続けて2014年、旧吉田村農協跡地にイタリアンカフェ・バルをオープンしたことから始まりました。レストランが話題になったことで地域外の人々が吉田村を知るきっかけも増え、この注目度を活かして地域の活性化を図ろうと有志が集まり、吉田村プロジェクトとして始動しました。


依頼内容

イベントロゴ、ビジュアル


吉田村まつり

吉田村プロジェクトの一環で始まった年に一度の収穫祭イベント「吉田村まつり」。2014年から毎年開催され、当初は約600人の来場からスタートした本イベントも2018年には5000人以上の方にご来場頂くまでに規模が拡大しました。毎年開催していく過程でプロジェクトに賛同する方やボランティア参加者も増えたことで、イベントの質も年々高まっています。
吉田村まつりが地域に根ざした村まつりとしてこれからもずっと定着していくことを計画しています。


提案内容

FDでは吉田村プロジェクトのメンバーとして参画しながら、吉田村まつりのロゴとフライヤーなどのビジュアル面を担当させて頂きました。
今回こだわったのは人の手が携わっていることが伝わるデザインにすること。吉田村にしかないオリジナリティの追求や、未来にも吉田村らしさが文化として残り続けることを想定して企画しています。

 

イベントVI

伝統と革新をテーマに、どんな人にも受け入れられるロゴを提案。年代や国籍を問わず、多くの人が吉田村に愛着をもって貰えるように、見る人によって多様な受け止め方ができるデザインにしました。一見するとYとMに見えますが、「吉」にも、あるいはひらがなの「よ」が書かれているようにも見ることができます。見え方に正解はないため、吉田村まつり自体もそれぞれが好きなように楽しめるイベントであることが伝われば、と考えました。

イベントフライヤー

毎年、吉田村まつりらしい「農村でありながらもヨーロッパの田舎のようなおしゃれな雰囲気」が伝わるものを制作しています。
2017年のフライヤーでは昼と夜の2パターンのフライヤーを制作。昼は例年通りのゆったりとしたのどかなイメージのものを、夜はお酒を愉しみながらわいわいとパーティーしている賑やかなビジュアルでデザイン。
マルシェというと、朝や昼間というイメージが多いですが夜バージョンのフライヤーも作ることで、昼間とはまた違った、夜まで賑やかな雰囲気の吉田村もあることを知って貰いたいと考えました。


吉田村アグリツーリズム

吉田村ではさらに観光客の滞在時間を延ばす取り組みとして2020年スタートを目標に「吉田村アグリツーリズム」も予定しています。自然のなかでゆっくりしたい方や、吉田村を好きになってくれた方がさらに深くこの村を知ることができる機会として、宿泊施設の整備やグランピング、栃木の特産品であるいちご摘みといった農業体験などのアクティビティを準備しています。FDではVI、Webを担当しました。農作物いっぱいに降り注ぐ太陽光や新鮮な空気感が伝わる写真を多く使用することで、吉田村の雰囲気が画面からでも感じられるWEBサイトを目指しました。都内からも遠すぎない距離で、大掛かりな荷物を準備することなく思い立ったらすぐに行けるグランピング。家族連れだけでなく女子会としても気軽に利用してほしいという思いから、ビジュアル面にもこだわった優雅で快適なサービスを提供します。地元の人々とのふれあいや自然の中で身も心もリフレッシュできる空間が吉田村にはあります。

 

Category

  • ・ロゴデザイン
  • ・WEBデザイン
  • ・イベント

Schedule

  • 製作・実施期間:2015年〜

Project Member

  • Art Direction:鈴木裕也