Gelateria Vivo

毎日行列ができる人気ベーカリー「Panetteria Vivo」の姉妹店として2016年にオープンしたジェラート専門店。

新規ブランド立ち上げに際して、店舗インテリアのデザインディレクション、ブランディング、各種ツール類のグラフィックデザイン、パッケージデザインなどを担当。

店舗デザインをする際に問題となったのは、当初より導入が決まっていた特殊なショーケースでした。一般的なジェラート店ではガラスケースに色とりどりのジェラートが盛られていて、見た目に訴えかけるものなのですが、今回はジェラートを最もおいしい状態で提供するため、空気に触れさせない(=お客様には見えない)ショーケースだったのです。

何が入っているのか見えない状態で、どうやって「美味しそう!」「食べてみたい!」「今度来たらこっちを食べよう!」と思わせるか?
ミルク味のジェラートのおいしさを伝えるのに、ただミルク缶のイラストを描くだけで良いのか?ジェラートの写真を見せるだけで良いのか?

この課題を解決するために、イラストレーターのアライマリヤさんをプロジェクトチームへ迎え入れました。

一緒に取り組んだのは、【それぞれのジェラートを食べた際の心理描写の可視化によって、味を伝達する】という挑戦です。

様々なフレーバーの試食とイラストの試作、POPの検証を繰り返し、苦心の末に完成した表現は本当に素晴らしく、今までにないものでした。

お店がオープンしてから、来店したお客さんは口々に「うわ〜おいしそう〜!」「どれにしよう?迷う〜!」と自然に声を上げます。
そう、中身が見えていないのにも関わらず!

フレーバー紹介のPOPはアップデートを繰り返しながらブラッシュアップされ、また季節ごとの様々な味を付け足しながらお客様を楽しませ続けています。