気軽に立ち寄れる養鶏場をコンセプトに。
卵明舎の事業を拡大するにあたって、客層をさらに広げる必要がありました。そこでターゲットを30代から50代の家族層に絞り、幼い子どもがいる家庭の主婦や祖父母が気軽に立ち寄れる養鶏場をコンセプトにブランディングを行いました。
主婦層に向けては、店舗内で野菜の直売を行うことで卵明舎に来る動機を増やす工夫や、養鶏場に併設してヤギやポニー、うさぎなどのミニ動物園をつくることで子どもたちが行きたくなる場所づくりを行いました。
卵明舎の看板にもなりうるユニフォームの制作も行いました。店舗スタッフも養鶏場のスタッフも同じものを着用することで会社としての一体感や連帯感が生まれるほか、ブランドの一新と共に社員の意識も新たにスタートする、という想いも込められています。
ミニ動物園の動物をブレーメンの音楽隊モチーフに。
ブランディングに伴い商品のパッケージもすべてリニューアルを行いました。今後も様々な商品展開が行えるよう世界観の統一化を図り、養鶏場内にあるミニ動物園の動物をブレーメンの音楽隊モチーフにデザインしました。商品自体も卵菓子に限らず磨宝卵を使ったマヨネーズや卵に合うケチャップなど充実を図りました。
また、今回特に力を入れたのがオリジナルの鋳型で作った大判焼きの、通称「ひよこ焼き」。可愛らしいひよこのかたちが楽しいだけではなく、丸い形やふわふわの生地が美味しい卵を連想させます。子供達が卵明舎自慢の卵を食べるきっかけになれば、と考えました。