


依頼背景
栃木県を拠点に住宅事業を展開する「ネクストハウスデザイン」は、創業70年という節目を機に、従来のブランド「NEXT HOME」からの進化を目指し、リブランディングを実施しました。これまでは、手の届きやすい価格と自由度のバランスに優れたセミオーダー住宅を提供し、30〜40代のファミリー層を中心に支持を得てきましたが、新たに建築やインテリアに関心が高く、自分らしい空間づくりを重視する層へアプローチしていく方針へとシフト。価格と品質のバランスを重視する感度の高い顧客に向け、思想や美意識が自然と伝わる新たなブランド像を築くべく、ブランディング全体の見直しとともに、ロゴデザインの制作をご依頼いただきました。
ロゴ制作について
新ブランドでは、「時を超えて価値が続く住まい」をテーマに掲げ、流行に左右されない普遍性と、暮らしの本質を大切にする姿勢を軸としたビジュアルアイデンティティを構築。完全注文住宅と建売住宅の中間にあたる“セミオーダー住宅”という独自の立ち位置を活かしながら、美意識の高い層にも共感を得られる世界観を目指しました。
ネーミングからご提案を行い、「NEXT HOME」から「ネクストハウスデザイン」へと刷新。「デザイン」という言葉を明示的に加えることで、住宅というハードだけでなく、“暮らしそのものの設計”にまで意識を広げたブランドであることを表現しました。また、「ハウス(HOUSE)」の綴りには、ドイツ語の“HAUS”を取り入れる提案も行いました。これは、機能性と美しさを融合させた住まいづくりを追求したドイツの芸術運動「バウハウス」へのオマージュでもあり、建築思想への共感や、デザインに対する強いこだわりを象徴するものです。
ロゴのシンボルには、企業理念のひとつである「五行思想」をベースに、五角形の中に“家”をモチーフとした直線的な形状を配置。これは、自然の理と調和を重んじる考え方を視覚化したもので、住まいをただの器ではなく、人の営みを支える本質的な場所として捉える企業の姿勢を表しています。