hotel around TAKAYAMA ブランディングプロジェクト

project infohotel around TAKAYAMA ブランディングプロジェクト

  • 株式会社 グリーンズ

    https://hotel-around.com/takayama/
  • ​「hotel around TAKAYAMA」は、60年以上のホテル運営の実績をもつ株式会社グリーンズによる新スタイルのホテル。「グリーンズホテルズ事業」が「FRONT DESIGN」と手を取り、2021年7月に岐阜県の飛騨高山に初出店。 飛騨高山に暮らす人々から愛され続けるモノ・コト・場所・人や特徴的な文化や生活スタイルを、“GOOD LOCAL(グッドローカル)”と定義し、旅を楽しむキッカケをホテル内に施し「お客様が街へ出て地域の魅力を発見する。」という新たなホテルを目指し今回のプロジェクトを進行しました。

  • Client DATA

    • 地域/岐阜県高山市
  • DELIVERED

  • ブランディング, スタートアップ, 伴走支援(ブランドコンサル), グラフィック, ロゴデザイン(VI、ロゴのみ), ツールデザイン(名刺、封筒、紙袋), 販促物デザイン(チラシ、リーフレット、ポスター), サインデザイン, パッケージデザイン, WEB, フォト&映像, 商品写真, 建築写真, プロモーション映像

「回遊拠点型ホテル」という新しいスタイル

デジタル化が進み、情報を得ることは容易にできるようになりましたが、情報からは得られないリアルの価値も高まっています。地域ごとの違いは標準化されないその土地の個性(財産)であり、その固有の文化(コト)との“出会い”を体験してもらうことが、かけがえのない思い出となり価値になると考えます。

「回遊拠点型ホテル」の役割、

「CULTURE(歴史・文化との出会い)」
「PEOPLE(人との出会い)」
「PRODUCTS(モノとの出会い)」
「EXPERIENCE(コト・体験との出会い)」
「FOODS(食との出会い)」

これら5つのカテゴリーの「HUB(拠点)」となるホテル、「hotel around TAKAYAMA」。

観光地のリゾートホテルではなく、都市型のシティホテルでもなく、駅前のビジネスホテルでもない、そんなホテルの内部では
「“GOOD LOCAL”との出会い」のキッカケを用意し、自由に選んでオリジナルの旅を楽しめる、ホテルだけでなく街へ飛び出したくなる新しいホテルです。

“GOOD LOCAL”との出会い「GOOD LOCAL SQUARE」

ラウンジ横に用意した「GOOD LOCAL SQUARE」では
気になる情報を集めて自由に旅を編集できる厳選されたコンテンツを用意いたしました。

「GOOD LOCAL 100」
飛騨高山の“GOOD LOCAL”を紹介するカードを100枚陳列。
興味のあるカードを自由に手に取るができ、様々な体験を作るキッカケを持ち歩くことができます

「GOOD LOCAL MAP」

ラウンジの壁一面を使った巨大な地図。
観光地までのルートを確認し、カードと照らし合わせることにより、自分だけの旅行ガイドブックを作成することができます。

さらに「GOOD LOCAL MAP」では「GOOD LOCAL 100」に
入り切らなかったお店や・スポット、最新情報を更新しており、WEBと連動した詳細情報も提供します。

「GOOD LOCAL STORE」では
“GOOD LOCAL”ならではの食品やオリジナルグッズ、地元クリエイターによる作品などの購入もできます。

「花岡DINING and BAR」では、
飛騨高山の食を楽しめる朝食「四段玉手箱」(有料)などをご提供します。中心にSNSを通してリノベーションの状況やそこに関わる人々の紹介、TheStandardBakersに込めた想いの発信を行い、同時に地元新聞への掲載など、オープン前から広く注目を集めました。

街と文化とヒトをめぐるハブとなる

ロゴデザインは、ホテルのコンセプトがストレートに伝わるようにシンプルかつカジュアルに仕上げました。

総合的なビジュアルイメージとして、ターゲットとした客層に合わせモダンであるがカジュアルすぎない、飛騨高山ならではの新たなホテルスタイルをアウトプットできるようなVIを構築しました。

今回は、飛騨在中のイラストレーター・OK PEPARSさんに館内イラストやオリジナルの備品などのイラスト制作をお願いし、お客様に楽しんでいただけるよう館内のいたるところにSNS映えをするデザインを散りばめました。

飛騨高山で生まれた魅力を発信

プロジェクトの立ち上げから開業ギリギリまで“GOOD LOCAL(グッドローカル)”を探しに何度も足を運び発見した、飛騨高山のリアルでディープな魅力を撮影しました。 自らの足で飛騨高山の魅力を発見する楽しみをデザインで表現しました。 そして、四季が巡るように新たに生まれ続ける飛騨高山の魅力を発信するため、ウェブマガジン「GOOD LOCAL Magazine(グッドローカルマガジン)」を設け、hotel aroundの認知とWEBサイトへのアクセス数の向上に尽力しました。 地域の活性化に貢献する立役者としての役割を果たしていると感じるような要素を盛り込んでいます。

広葉樹の廃材から作られたここでしか見ることができないアート

遊客室や館内のところどころに飛騨の樹木を使い落ち着きのある家具を設置。客室は落ち着いた配色と照明により、旅の疲れを癒しリラックスできる空間を演出しました。各階のエレベーターホールにそれぞれ飛騨高山の文化や歴史を紹介するインフォグラフィックを用意し、ホテルの中でも散策する楽しみと歴史や文化を知り、より旅を楽しでいただけるような仕掛けを豊富に盛り込みました。 館内各所に設置している家具や小物など、地元のクリエイターの方々に協力していただいたモノ用意し、飛騨高山からインスピレーションを得て制作されたアート作品など、このホテルでしか見ることができない作品も用意しました。そんな館内のアート作品は、飛騨高山の広葉樹の廃材をアップサイクルしています。 地域の活性化に貢献する立役者としての役割を果たしていると感じるような要素を盛り込んでいます。

映像制作

観光で訪れた旅人たちがこのホテルに来たことがキッカケとなり、飛騨高山の様々な“GOOD LOCAL(グッドローカル)”に出会い、たくさんの思い出が生まれそれぞれが繋がる。そんなホテルのコンセプトを表現する構成で制作しました。 地元の人しか知らないような撮影スポットもめぐり、四季を通した飛騨高山にしかない魅力を豊富に盛り込みました。ホテルの中だけで満足するのではなく、旅に出る楽しみを再確認しオリジナルの思い出をつくっていただきたいです。

その他の事例紹介

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